〜沖田総司について〜




沖田さんは、新選組隊士の中で、土方さんの次に
その存在を知った人です。
年若くして、労咳という病でこの世を去らねばならなかった天才剣士。
最初にその存在を知ったのは、漫画だったと思いますが
その時は「沖田総司=薄幸の美少年」と信じて疑いませんでしたね(笑)。
ところが、史実を知るごとに、ショッキングな事が次々と…
実は、背は高く、肩幅もあって、色は浅黒く
おまけにヒラメ顔(…ってどんな顔なんだろう?/爆)ときましたよ。
おまけに、結構短気で気性が荒かったという話です。
しかしながら、ほとんどの作品で、沖田さんは美少年の
イメージで描かれているのです。
新選組の中で、ここまで美化された隊士もいないでしょう(苦笑)。
沖田さんは、隊士の中では、土方さん山南さんに次いで、好きな隊士です。

ドラマ「新選組血風録」で、中村俊介さんが
演じていらっしゃった沖田総司です。
まさに、薄幸の美少年全開だった…
といいましょうか、局長や副長に
従順で、奥ゆかしい沖田さんを
演じて下さいました。
これが多分、私の中の理想の
沖田像なんだろうなぁ〜と思います。
漫画「風光る」の沖田さんです。
この漫画はかなり史実重視で描かれていて
とても好きな作品なのですが…
剣の腕は天下一品なのに
自分の恋愛沙汰にとんと疎く、ほのぼのと
しているところが妙に好きです。
セイちゃんと上手くいってくれると
嬉しいのですが、沖田さんの迎える結末を
知っているだけに、どうなるのか…
ハラハラしながら読んでいます。
NHK大河ドラマ「新選組!」で、
藤原竜也くんが演じていらっしゃった
沖田総司です。
ドラマが始まった頃は、なんて
我侭なんだ、この子は…!と思いましたが
総ちゃんの歳を考えれば、これくらい
天真爛漫で当たり前なのかも、と
思うようになり、それからはすんなりと
受け入れられるようになりました。
むしろその無邪気さが武器だったかも…。
特に芹沢さんの暗殺や、山南さんの介錯で
思い悩むようになった辺りから、
好きになっていきました。
髪型は…やっぱり多摩編の時の方が
男前で好きですね(笑)。
幕末恋華・新選組の沖田くんです。
確かに、沖田くんは人を斬るときに
残忍な部分も持ち合わせていた…と聞きますが
そこが全面クローズアップされてしまった
のが、この作品なのかな?と。
ゲームの主人公と恋愛段階が進めば
人の命について考えるようになりますが、
そうでなければ、思い悩む事もなく…。
せっかくの沖田くんなのに、勿体ないなぁ〜と
思いながらプレイしたのを覚えています。
「壬生義士伝」で堺雅人さんが
演じていらっしゃった沖田さんです。
作品が作られたのは大河よりも
前ですが、私が見たのは、大河が
終ってからで、驚いたのを覚えてます。
大河で山南さんを演じた人とは思えないほど
危うさと、妖しさを兼ね備えた
雰囲気を醸し出していた気がします。
言葉を放たずとも、強さが滲み出ているような
そんな沖田さんでした。
和月信宏先生の描かれた
「新選組群狼伝」の沖田総司です。
プレイヤーは彼になってゲームを
進めていくわけです。
時には女の子に間違えられるほど
可愛い容姿に、「歳兄ぃ」と呼ぶほど
土方さんに懐いているあたりなど
ツボな部分が多い総ちゃんですvv
時折、緋村剣心に見えるときも…(笑)。
川上とも子さんの声がまた、
この容姿にとても合っていて、
プレイしていても、ドキドキしますvv
漫画「凍鉄の花」の総司くんです。
彼は多重人格という設定で、
別の人格を作る引き金になったのが
土方さんだった…という、
珍しい設定の新選組です。
土方さんを慕う自分と、恨む自分…
その狭間で葛藤しながら時代が
過ぎていくのです。
しかし、そこは土方さん好きの作家さんが
描かれるお話だけあって
最後の最後に、泣けるような事情が…
総司くんの諸刃のような心が表れていて
深い作品なのですvv


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